ver.2 page.4

4ページ目は、ver2.3~2.4。
このページでエンディングまでを書く。


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[#19] 7/16

物語はver2.3「天翔ける希望の双翼」に入る。

魔幻宮殿の封印を破るため、四賢者はペガサスに関する情報を集めていた。
先代勇者とともに大魔王と戦った後、エテーネの島で休んでいるという。

これまで以上に頼りない情報ではあるが、アンルシアは信じる気だ。
確かに他に当てもないし、追ってみよう。

DQ10-215

エテーネの島周辺の海はネルゲルを討伐した今も荒れており、船では行けない。
行く手段があるとすれば、ドラクロン山地にいるという飛竜だ。

BGMはここも「神秘なる塔」。
かなり険しいダンジョンだが、探索すれば金のパネルがある。逃さずゲットしよう。
ここにもダークパンサーが出る、よく見て回避を。

しかし後でまた歩き回るので、宝探しは後にして先にボス戦の方がよかったか。


山頂で、竜笛を吹く役はスピカだ。
アンルシアは楽器が苦手なので辞退する。

DQ6と同じ音色に反応し、飛竜の王が現れる。
しかし返答は「聞くに堪えない」。3体の飛竜と戦うことになる。

この3体の飛竜、かなりの曲者かつ強敵だ。
最初は中央の赤飛竜以外は様子見しかしないが、こちらから一度でも攻撃すると行動を開始する。
また、時間経過でも攻撃を始める。

3体それぞれ、灼熱、輝く息、いかづちを使用する。
いずれも330ダメージの全体攻撃で、いかづちは麻痺が付く。
さらに、怒り時は3体共通で激しいおたけびを使用。こちらも同威力の全体攻撃で、1回休みの効果がある。
加えて、どうやら3体それぞれ異なる怒りトリガーが設定されているようだ。
赤は補助、青は回復、黄は攻撃に反応するっぽい。

この性質に気づかず、うっかり全体攻撃を撃ってしまった。
飛竜3体がかりの猛攻をしのげず、久々に負けるorz

DQ10-216

豪魔将ベリンダ&ブレンダあたりから、ボスの火力がより一層高まった。
少しでも油断すると戦線が崩壊する。これまで以上に万全の防御を敷いて迎え撃つ必要がある。


まず準備として、アンルシアのテンションをMAX寸前まで上げる。
それと、タンクハンバーグを食べておこう。飛竜は通常攻撃を多用するため、盾ガード率を上げると戦いやすい。

赤飛竜しか行動しない序盤のうちに、不死鳥天舞の連打で赤飛竜を倒す。
それ以降も全体攻撃は避け、単体攻撃のみで戦おう。
さらに、キラキラポーンを回しておく。前述の状態異常を防げる。
怒りモードはすぐに解除したいが、フウラはロスト技を持ってないので解除し損ねることも。
また、青飛竜は守備力が高いためスピカの攻撃は通じない。

この作戦で、3体同時に相手する最悪の展開は避けられた。
青と黄の2体だけならなんとかなる。輝く息は守りの風で防げるので、次は黄を仕留めよう。
激しいおたけび2連発を食ってアンルシア以外が倒されたが、リザーブを投入し立て直す。


飛竜の王は一行の実力を認めるが、それでも成長した飛竜は手懐けられそうにない。
そこで、タマゴの状態の飛竜を1体もらえる。
竜炎石を5個集めて、孵化させよう。
名前も付けることになる。スピカと同じ星座の名から、アルタイルと名付けた。

DQ10-217

アルタイルに乗って、エテーネの島へ。
村にて、守り神のカメ様と再会。なんと彼こそがペガサスの正体だという。
真の力を取り戻すには、テンスの花が必要となる。
ただし、プロローグと同じ場所では入手できない。


手がかりを求め、ナルビアの町を訪れる。エテーネの島にある、もうひとつの町だ。

かなり久々に、新たな町に来た。
店も見てみるが、品揃えは以前行った町と変わらない。
武器屋ではドラゴンの杖など、Lv65の武器を売っている。
しかし、Lv53で作れるアークワンド+3の方が強い。今は買う必要は無さそうだ。


この町に、スピカの妹のアイリが来ていたことが判明する。

DQ10-218

そう、アイリはこの世の終わりのような地獄を見てきた。
冥王ネルゲルによって壊滅するエテーネの村から、時渡りで逃げてきたのだ。
60年前に渡った先で、錬金術師のイッショウと娘のリリオルのお世話になる。
そして錬金術師として実力をつけた後、アイリはリリオルとともに旅に出る。
目的は、テンスの花の錬成。

修行の一環に、ボルネア山にある3か所のほこらを巡ったという。
白、灰、黒……偽エテーネの島の洞窟にも、同じ3色の広間があった。関係ありそうだ。
錬金術師のバルザックも登場。他のDQにも出るが、この個体はDQ4由来だろう。

しかし……60年前にすでに年頃の娘がいたというイッショウのじいさん、一体何歳なんだ?

スピカに妹がいたのをアンルシアは知らなかったが、兄弟姉妹がいる気がしたらしい。
よく勘が当たると自ら言っている。


あちこち飛び回った後、向かったのはラゼルの風穴。
ここにアイリの研究室と、完成したテンスの花がある。

だが、アイリを追っていた入れ墨の男がここで現れる。
この黒さ、いかにもあやしいっていうオーラを存分に感じる。

DQ10-219

その正体は、魔導鬼ベゼブー
プロローグで会ったベドラーの同種族だ。従兄弟だという。
彼ら魔導鬼一族は、テンスの花を滅ぼすことを使命とする。

ってわけで戦ってみるが……

DQ10-220

見ての通り、とんでもない技の使い手だ。
これを無策で食らったら、アンルシア以外は一撃で倒されかねない。
ってか、フラフープを振り回すだけで478ダメージって一体どういう攻撃なんだ?

闇の炎も同程度の威力があり、そちらは使用頻度も高く連発することがある。
他にはドルマドンも使うが、単体100程度と大した威力ではない。
アイギスの守りを使ったアンルシアにはわずか12ダメージ。
暗黒の霧は、攻撃力&魔力低下と幻惑の効果だ。


こんなふざけた威力の全体攻撃を連発されては、レベル上げしないと勝てないと思いたくなる。
だが、思考停止してはいけない。この戦力でも一度で勝てるのだ。

まず、闇の炎を守りの風で防ぐ。いつも通りの常套戦術だ。
幸いにしてフラタイフーンの使用頻度は低いので、これは聖女の風でHP1耐えを狙う。
闇の炎×2も、守りの風と聖女の風の併用なら誰も倒されない。

この2つを維持すれば、倒される可能性が大幅に減る。
戦線が安定してペースをつかめるので、攻撃に転じよう。

闇の炎と暗黒の霧を多用してくるため、守りの風の維持でフウラが忙しくなる。
ラグアスに守りの霧を覚えさせておけばよかった。同様の効果がある。重複はできない。

常軌を逸した火力に反し、HPは低い。
不死鳥天舞を5~6回ほど打ち込めば、勝利が見えてくる。

DQ10-221

ベドラーと異なり、ベゼブーはアップで映ることなく消えていった。


持ち帰ったテンスの花をカメ様に使うと、ペガサスに戻る。
名はDQ6と同じく、ファルシオンという。
山場のボス戦で「魔物出現」が使われることも含め、今回の物語はDQ6を思わせる要素が多い。

さらに、クロウズもスピカと同じく生き返しの秘術を受けた者だという。
その正体は、エテーネの村のシンイだった。

だが彼には、クロウズとしての使命が残っている。
それはまだ語る時ではない。ver3に持ち越されるだろう。

115:57
スピカ:Lv63 ヒューザ:Lv61 フウラ:Lv61 ダストン:Lv61
ラグアス:Lv61 マイユ:Lv61 アンルシア:Lv68



[#20] 7/17

ソーラリア峡谷に戻ってきた。今度こそ魔幻宮殿に殴り込みをかけよう。
狭い通路が多く、さらに戦闘から逃げられない。
ここでの敵シンボル全回避は非常に難しい、どころか不可能に近い。

はぐれメタルと出くわしたので狩ったが、経験値はもらえない。
「楽な戦いは経験値なし」縛りにより、メタル狩りが実質禁止されているようだ。


宮殿には多数の絵画が並ぶ。これがキーポイントだ。
特定の絵がボス部屋につながっている。

1戦目、ダークレアリズム
得意技はロマネスクなカラー、これを使われると全員がドロヌーバにさせられる。
1回休み+いてつくはどうの効果だ。

これでこちらの攻撃を止めつつ、しにがみきぞくを呼んで攻める。
本体の攻撃手段は通常攻撃のみ。180ダメージだ。
しにがみきぞくは150ダメージ+呪いの通常攻撃、30ダメージのドルクマ、怒り時はさみだれづきを使用する。

しにがみきぞくは12体で打ち止めなので、そこまで粘れば戦況はこちらに傾く。
同時に2体までだが、スペースが無くても呼ぼうとする。無駄行動になるのでありがたい。

攻撃手段はいつも通りでいいが、ロマネスクなカラーのせいでテンションを活用した戦術が使えない。
勝つには勝ったが泥仕合になった。ドロヌーバだけに。


2戦目、ワイルドフォビズム
8回攻撃+攻撃力低下のゴシック式ナイフがメイン技だ。

他には印象派のヒトミで全員に魅了をかけ、じごくのもんばんを呼ぶ。
さらにバイキルトで攻撃力を上げる。
じごくのもんばんは高い確率で痛恨を出し、もうどくのきりを使う。

バイキルト状態では通常攻撃で300ダメージ、これで2回行動は十分に危険だ。
すぐに零の洗礼で解除する。これをフウラが習得したおかげで、マイユを交代で出す必要がなくなった。
ただし、状況次第ではスピカと交代でマイユを出し、ゴールドフィンガーで解除してもいい。
素早さで勝てるので、ワイルドフォビズムに行動される前にねじ込める。

状態異常をキラキラポーンで防ぎ、バイキルトをはがしながら戦えば難しい相手ではない。


3戦目、エビルキュビズム
通常攻撃の他に、ロココ調のクサリで攻撃する。4HITで合計360ダメージだ。
他にはメダパニーマを使う。
前2体と異なり、仲間呼びで現れるゴーストは2体同時に出る。
メラガイアー、マヒャデドス、ドルマドン、マホトーンを使う。

ゴーストの呪文も強力だが、ロココ調のクサリがきつい。フウラが狙われれば一撃KOだ。
メダパニーマも成功率が高いため、キラキラポーンで防ぎたい。
なぜかスピカのツッコミで治せなかったため、ちょうどSHTに入っていたラグアスの癒しの調べで解除した。

DQ10-222

ついに覚えたスピカのメラゾーマ。暴走と魔力2段階上昇で1500、敵に耐性低下も入れれば2000以上。
アンルシアが防御・回復に回る間も、これで攻撃ができる。

あとは隙を見てティンクルバトンを使う。
SHTに入れば、ゴーストを呼ばれても不死鳥天舞で1体倒せる。

ひたすら面倒なレアリスムとは逆に、正統派の強敵だった。


3体の絵画のボスを全滅させれば、最上階まではすぐだ。

DQ10-223

DQ10-224

大魔王マデサゴーラの前に、魔元帥ゼルドラドと戦う。
彼との因縁にも、そろそろ決着をつけたい。
ゼルドラド:大魔王様のため、勇者とその盟友を斬り伏せてみせよう!
BGMはDQ6の「魔物出現」。今作では山場のボス戦でよく使われる。

まず初手で使うのが、魔幻の剣召。ゼルドラドの剣を4本召喚する。
これは勇者の眼で消すことができる。
剣はもちろん攻撃を行うが、召喚ターンには何もしない。
次のターンまでに消せばOKだ。

その後は攻撃力700からの通常攻撃を軸に、ドルマドン、ジゴデインを使う。
そして……

DQ10-225

ゼルドラドの必殺技、覇道の閃撃。
全体に800という常軌を逸した威力に加え、HP大ダウンの呪いが付く。

アイギスの守りを使ったアンルシアとラグアス以外は、盾ガードしないと一撃される。
まともに受ければ全滅一直線だ。
魔導鬼ベゼブー戦と同じく、今回も聖女の風を使おう。
この技の呪いを防ぐためだけでも、キラキラポーンが欠かせない。
フウラを優先しよう。彼女が持つ祈祷の風は、全員の呪いを解除できる。

実は、ゼルドラドの行動は完全ローテ。
魔幻の剣召⇒攻撃⇒攻撃⇒ドルマドン⇒攻撃⇒ジゴデイン⇒攻撃⇒ドルマドン⇒覇道の閃撃⇒様子を見る、という行動順だ。
ジゴデインはマホカンタで封じられるが、ローテが飛んで覇道の閃撃が来るのが早くなる。
全体230とそこまで強くないので、今回は封じない。

もうひとつの問題は、怒りモード。
イオグランデは大したことないが、いてつくはどうは大問題。
続けざまに覇道の閃撃を使われると防ぎようがない。
さらに、怒り解除の後は行動がどこに戻るかランダムらしい。

終盤は飛んだローテのせいで戦線を崩されたが、なんとか超はやぶさ斬りで決めた。


しかし、大魔王は玉座にいない。
野望を果たすために必要な創生の霊核を取りに、トーマを連れて出かけたという。

119:25
スピカ:Lv65 ヒューザ:Lv62 フウラ:Lv62 ダストン:Lv62
ラグアス:Lv62 マイユ:Lv62 アンルシア:Lv69



[#21] 7/23

ver2.4「悠久の果ての決戦」。
勇者と盟友の物語の、最終章が始まる。

創生の霊核があるという奈落の門と、そこまでの道にあたる悠久の回廊。
そこが大魔王マデサゴーラとの決戦の地となるだろう。

入り口はエテーネの島、光の神殿にある。
結界を破るため、神秘のゴブレットに魔力を集める。
偽のエテーネの島、創生の邪洞に行ってトロルキングを狩る。1回でクリア。


スピカがLv65に達し、新たな武器を鍛冶で作れる。
カミハルムイ城下町のレシピ屋で売っている、全ての武器が解禁された。
ver1の範囲では、最強クラスの武器だろう。

真っ先に、ドラゴンの杖を作る。その昔、伝説の魔物使いが持っていた杖だ。
決戦に持っていくにふさわしい。

他には天使の弓、タイタニアステッキ2本などを作成。
しかし、打ち直しの宝珠が不足している。
未だに店売りされているのを見かけないが、一体どこに売っている?


準備ができたら光の神殿に戻り、悠久の回廊に突入する。
ラストダンジョンだが常に一本道、戦闘は固定エンカウントのみ。
宝箱もいくつかあるが、ミミックは無いので気軽に開けられる。
こんな道の真ん中に置いてある宝箱すら、罠ではない。

DQ10-226

DQ10-227

雰囲気こそあやしいが、見晴らしはいい場所だ。
せっかくなのでカメラに収めよう。


途中、3か所で幻影の世界が待っている。
まずは平和なエテーネの村。
仲間達もそれぞれ故郷に行っていたそうで、戻ってくると話してくれる。

次はカジノで、スーパーVIP専用のルームに案内される。
スロット以外のゲームは調整中で遊べないが、そのスロットが常軌を逸した確率で当たる。
初手からBAR4つで150倍(45000コイン)。ラッカランではそうそう出ない役だ。

DQ10-228

さらにはファイブ7まで出た。テンションアップも併せ、225,000コインを得る。
にしても絵柄がスライムばかりで、見てると癒される。

まあ、景品に交換できないのでは無意味だけれど。
スロット自体も好きではないし、これは簡単に出られる。

ただ、ジャックポットの演出を見るために少し粘ってもよかったか?

トーテムを調べると、ここにマデサゴーラも来ていたことが判明する。
なんとジャックポットを4回も出したらしい。
メタルスピンを経由する必要があるので、このカジノでもそう簡単には出ない。
かなりハマっていたことがうかがえる。おかげで追いつく時間が得られたが。


この時、仲間達が見た幻影は次の通り。

ヒューザ……品揃えがいい上にどれも無料の武器屋
ラグアス……他国からの多額の寄付
フウラ………ケキちゃん人形がたくさん並ぶ人形屋
マイユ………大きな仕立て屋。花嫁衣裳には興味を引かれたそうな
ダストン……大量のガラクタがある建物。スピカに運ばせようと外に出たら消えたらしい


3番目の幻影は、アンルシアの部屋で始まる。
普段と違う思わせぶりな言動に、こだわりを感じるカメラワークだ。

DQ10-229

アンルシア:私にとっては、あなたこそが勇者。いつでもそばにいてくれて、私のために戦ってくれる勇者……
これからも一緒に過ごしたいと、謎の孤島に案内される。
いるのはアンルシアの他に、スキルマスターと3人の弟子、ザンクローネ、そしてヒューザ。
スキルマスターにはマッサージをしてもらえる。

テーブルの上のランプを調べると、昼と夜の切り替えができる。
また、鏡からはもうひとつの孤島に飛ぶ。
こちらは美しい女性が集まる。フウラ、マイユ、リゼロッタ、セラフィ、賢者ルシェンダ。後者2人は水着で現れる。
スピカと関わりの薄いルナナもいるが、ツンデレ枠か?
アンルシアはどちらの島にもいる。


仲間達が見たのも、やたらと異性ばかり出てくる幻影だったそうな。

DQ10-230

DQ10-231

言い寄られたり告白されたりで、ラグアスやフウラには刺激が強すぎたようだ。

一方、マイユは相手が男ばかりのバトルロイヤルで戦いまくってきたらしい。
しっかり全員倒して脱出したという。さすがだ。

で……ダストンは3つ目の幻覚は見ていないという。
この創生の回廊の主、あるいはこのDQ10の開発スタッフが、ダストンに対してはもうネタ切れだと言っているのか?


前述の通り、ここでの戦闘は固定エンカウントのみ。
アンルシア抜きで戦うため、徹底した呪文シフトで行く。

1戦目:アンクルホーン、めいふのばんにん×2
2戦目:ネクロバルサ、イエロバングル、グリンバングル
3戦目A:まおうのつかい
3戦目B:じごくのよろい×2、ベホマスライム×2
3戦目C:トロルキング×2
4戦目:ホロゴースト、ドルマージュ×4
5戦目:ランプのまじん、デスケルト×2
6戦目A:キマイラロード、サイコマスター2体、マジックアーマー2体
6戦目B:メガバーン
6戦目C:ゲルバトロス2体、なげきの亡霊
6戦目D:おにこんぼう

アンクルホーンはHPが2万以上あろうかという強敵だった。
続くネクロバルサは鞭を装備し、ジゴデインを持つ。

エレベーターに乗る途中での3戦目は、敵に背を向けていると先制される。動かず待つべし。
じごくのよろいにはラリホーマが有効だ。チャージタックルも併用し、一度も行動させず仕留める。
続くトロルキングも、ラリホーマとマヌーサで完封勝利。

4戦目は数が多い。ドルマージュは名前通りドルマドンを使う。マホカンタで反射しよう。
そこさえ乗り切れば、あとは問題ない。
6戦目は合計で65,412の経験値がもらえる。


奈落の門の手前で、アンルシアが合流する。
ヒューザ:大魔王を倒すには、勇者サマがいねえとな!
準備はできた。決戦に挑もう。

121:42
スピカ:Lv66 ヒューザ:Lv63 フウラ:Lv63 ダストン:Lv63
ラグアス:Lv63 マイユ:Lv63 アンルシア:Lv69



[#22] 7/26

悠久の回廊の奥、奈落の門。
大魔王マデサゴーラに追いついた。今度こそ、決戦の幕が上がる。

本番の前に、まずはトーマとの対決となる。

DQ10-232

実の兄が相手でも、アンルシアは迷いを振り切り剣を取る。


トーマは破邪の秘技に似た技を駆使する。その数はさらに多い。
初手で使う追憶の呪縛は、アンルシアにのみ有効な1ターン休み。
黒の斬撃虚無の剣はいずれも攻撃技で、後者はいてつくはどう効果がある。
そして、通常攻撃は2回当たるため聖女の守りで防げない。
250ダメージ×2と強烈な上、攻撃力低下、守備力低下、属性耐性低下の効果も付く。

補助方面では、鉄壁の盾(物理完全ガード)、退魔の盾(呪文完全ガード)、無我の心(自分をSHT)を持つ。
2種類の完全ガードは零の洗礼で除去できる。
ゴールドフィンガーは物理攻撃なので、消せるのは呪文ガードのみ。

ラグアスはアイギスの守りで、スピカは活命の杖を使うことで、通常攻撃をしのげる。
フウラは盾ガードか回避してくれることを願うしかない。

ただし単体攻撃しか持たないため、立ち上がりさえ乗り切れば問題ない。
もしラグアスが怒りトリガーを引いた場合は、天使の守りを使おう。

前座でありながら、HPは推定32000
DQ9以前では、こんなHPの持ち主はDQ9の歴代魔王達か、あるいは勝てないバトルの相手くらいしかいないだろう。


マデサゴーラが魔瘴をトーマに使うのを見て、アンルシアは勇者の光を放つ。
だがこれが大魔王の狙いだった。
一度限りの勇者の力を得ることで、今度こそ奈落の門を開く。
そしてその時間稼ぎを、大魔王が自ら務める。
大いなる闇の根源を呼び、パワーアップして戦闘準備完了。


初手使う闇の衣は、いつも通り勇者の光で除去しよう。
以降も時々使ってくる。この状態でマデサゴーラに攻撃させたくないため、隙を見てティンクルバトンを使っておく。
テンションが50%以上なら、闇の衣に反応してSHTになる。

勇者の光で止まっている間は、大魔王の呪文耐性が下がる。
メラゾーマとバギムーチョで、2000以上のダメージを与えるチャンスだ。

DQ10-233

2999ダメージ、これがメラゾーマの上限のようだ。

マデサゴーラの持ち技は、他にはメラガイアー、マヒャデドス、念じボール(5回攻撃+呪い)。
念じボールの頻度は低いが、できればキラキラポーンを張りたい。

闇の衣を除去すれば、開始から3ターン目までは攻撃してこない。
最近の自軍の弱みだった、立ち上がりの不安定さに悩まされずに済む。

敵HPは推定48000。後発のDQ11ですら見たことがない数値だ。
DQ11Sで追加された隠しボスですら、2体組で合計40000だった。


余裕を持って勝利するが、もちろん終わりではない。
トーマが開けた奈落の門から、大魔王は創生の霊核の力を得る。

DQ10-234

DQ10-235

言ってくれる。正直簡単に壊れるだろう。けど、負けない。


ver2のラスボス、創造神マデサゴーラとの最終決戦。
BGMは新曲の「神に挑みし者」だ。

通常攻撃は325ダメージ、推定攻撃力は780。
他にマヒャデドス、ジゴデイン、あやしいひとみを使う。
ジゴデイン2連発は無策だとフウラが倒される。マホカンタで封じるか。


ある程度戦うと、創世の力を使用しフィールドチェンジを行う。
これまでになかった、DQラストバトルの演出だ。

まずは「加速する世界」。全員の行動回数が1回増える。
さらに、神速メラガイアー連続ドルマドンを使用。いずれも呪文を3連射する。
Lv4以上のアイギスの守りを使ったアンルシアとラグアスは、呪文ではほとんどダメージを受けない。
ならば、スピカとフウラのみマホカンタを張る。
敵はマホカンタ避けをしないようで、通常攻撃の頻度が上がる心配はない。

そしてこちらの行動は普段より4回も増えるので、敵の3回行動で倒されない限りはこちらが有利だ。
ちょうどアンルシアがSHTに入り、不死鳥天舞の2連打で10000ダメージを叩き込む。
1ターンでこれだけの大ダメージは初めて見る。
これを他のDQで出すには、DQ6,7では複数人でマダンテくらいしか手段がない。
DQ8,11でも結構なやり込みが必要だろう。

続いては「不浄なる世界」。状態異常に耐性が下がる。
そしていきなり不浄の息を使う。全体に160ダメージと、毒、呪い、幻惑、麻痺が一度にかかる。
無策だとこれひとつで全く身動きが取れず、続くランドインパクトの1ターン休みでさらに止まり
動けるようになる頃には戦線が崩壊しているという、強烈な初見殺しだ。
他には不浄の魔力を使用する。これは創生の魔力と同じく、3人に時間差で200ダメージ×2ターン。
攻撃力、守備力、素早さ低下の効果も付く。


凶悪な初見殺しに見事なまでに引っかかり、一杯食わされる。
だが、種さえ割れれば現有戦力で勝てると判断した。
加速する世界で行動回数が増えている間に、リザーブも含めた全員にキラキラポーンと守りの風を使っておく。
不浄の息は守りの風でダメージも防げる。

そして不浄なる世界においては、マデサゴーラも状態異常に弱い。
ラリホーマが通ったりする。それもほぼ確実に。
DQ11と異なり、呪文でも一度攻撃すると必ず起きる。
攻撃するターンとしないターンを分け、次に備えて補助効果をキープしながら戦う。
全員にキラキラポーンと守りの風、前衛はアイギスの守り、後衛はマホカンタ、そして超暴走魔法陣と
維持したいものが多く、攻撃に時間がかかる。
ついでにスピリットゾーンでMPを回復すれば、この後も戦いやすい。


合計で9万以上のダメージを与え、ラリホーマを外したところで次。
最終フェーズ「混沌なる世界」だ。
敵味方ともに会心&暴走率が上昇、さらに自軍のみ与ダメージが2倍。

ここでのマデサゴーラは、連続呪文と不浄の息・魔力の全てを使用する。
連続呪文は暴走することもあり、その際は1発400ダメージに。
ただし会心ガードなら逆に10ダメージまで減らせる。

防ぎ方はこれまで通りでいいが、ひとつの隙が戦線崩壊につながる戦いだ。
戦況をよく見て、全部の攻撃をしのぎ切る。
今回の冒険を通して、またゲーマーとして成長した気がする。
DQにおいて、防御の戦いをさせたら自信あり。そう言えるようになった。

DQ10-236

このフィールドでは、自軍の火力が大幅に上がる。
不死鳥天舞で会心が出れば、ダメージ上限の1999に達する。
最大で1999×4=7996ダメージ、すさまじい威力だ。

2度目の挑戦で、創造神マデサゴーラを破る。
3戦合計で2時間と、これまで以上の長期戦だった。


戦いに敗れながらも、マデサゴーラは創生の霊核を得るため前に進む。

そこに斬りかかったのは、トーマだった。
大魔王の力が弱まり、操られの身から脱したのだ。

DQ10-237

DQ10-238

あとは勇者の手で。アンルシアが大魔王に最後の一撃を与える。
そして、トーマは妹の成長を実感し、そして盟友に感謝を述べると消えていった。

DQ10-239

自らの手で兄を討たなければならなかった悲哀に、勇者は泣いた――


開かれた奈落の門からは、赤い幻影のドラゴンが現れる。
そこに、クロウズが来る。
門の向こうに行くために、勇者と盟友の一行に協力し続けていたのだ。

そして、クロウズは竜族という自らの正体を明かす。
彼の目的は、今は語る時ではない。
いずれ改めて語られる、ver.3の物語にて明かされるだろう。


ファルシオンとアルタイルに乗り、目的地はもちろんグランゼドーラ城。
勇者の橋で、国王夫妻と兵士団、そして民衆に迎えられる。
BGMはDQ5の「結婚ワルツ」。

DQ10-240

DQ10-241

DQ10-242

両親と会った途端、また泣き出すアンルシア。
緊張の糸が切れてしまったらしい。

DQ10-243

スピカに握手を求める。

DQ10-244

こうしたアンルシアの表情はあまり見たことがない。
思えば、今回の物語ではずっと張りつめていた。
もう少し"ゆるい"アンルシアと会うなら、いたスト30thがよさそうだ。


こうして、勇者と盟友の物語は終点にたどり着いた。
だがまだ今回のプレイングは終わらない。
ver.1も含めた、サブストーリーを見る時が来た。他にも数々のやり込み要素がBlackを待っている。


2023.7.26 5:03

※以下、()内はver.1を含まない数値

プレイ時間 124:11 (82:08)
エンカウント 376回 (215回)
全滅 15回 (7回)

DQ10-245

DQ10-246


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